申請取次行政書士とは?
在留資格の申請は、基本的には申請者本人が地方出入国在留管理局へ行き申請することとなっています。
しかし、申請者から依頼を受けた申請取次行政書士は、本人に代わって申請書を入管へ提出することができます。
この「申請取次行政書士」とは、行政書士の中でも、行政書士申請取次事務研修会の講義を受け、効果測定に合格した者で、 通称「ピンクカード」という証明書を持った行政書士のことを言います。
ちなみに、在留資格の申請書類を作成すること自体は、申請取次行政書士以外の行政書士でも可能です。この場合は、行政書士が申請書を取り次いで提出することはできませんので、申請者本人が提出します。
また、帰化申請は、申請先が法務局となっているため、行政書士が書類作成のサポートはいたしますが、書類提出は申請者本人となります。
申請取次行政書士に依頼するメリット
在留資格に関する申請書は、基本的には、外国人本人が申請をすることになっているのですが、やはりどうしても本人申請の場合、手続きに不慣れなため書類に不備があることが多く、「何度も追加書類を持っていくことになってしまった」、または「申請が不許可になってしまった」という話はよく聞きます。
不許可だった場合には、再申請のためにまた入管に行かなくてはいけなくなり、時間と手間が余計にかかってしまいます。
スムーズに在留資格の変更・更新をするためにも、最初から申請取次行政書士に依頼してみてはいかがでしょうか。
以下、メリットをご説明します。
①申請が不許可となった場合に、申請者と一緒に不許可理由が聞ける
⇒申請が不許可だった場合、入管担当者から入管へ来るようにハガキが到着します。入管担当者から不許可理由などが説明されるのですが、その場に申請取次行政書士が同席して一緒に説明が聞けるため、再申請する際にも改善点がわかり、有利となります。
②本人は申請に行かなくて良いので入管での待ち時間がなくなる
⇒どこの地方出入国在留管理局の前にも、たくさんの申請者の方々で溢れています。申請取次行政書士にご依頼いただければ、ご本人に代わって申請書を提出できますので、特に小さなお子様がいる方は長時間の待ち時間も大変でしょうから、ぜひご依頼ください。